サイトトップ > 木材・板材について
木材・板材について
使用する材料の中でポピュラーなものに「合板」と呼んでいるものがあります。ベニヤ板ともいっています。日曜大工には欠かせない材料です。
なぜ欠かせないのかといいますと、厚みのバリエーションが豊富で、厚み調整の加工が必要ないこと、他の板材と比較してもソリの発生が少ないこと、幅広のものが簡単に入手可能であること、お手頃な値段であることなどが挙げられます。
ただ安っぽい外見に見えてしまうという欠点があり、柱などにも使いにくいです。家具などの製作に使用していくにはほとんどといってよいほど問題はないかと思います。
合板には表面に貼ってある板材によってラワン合板、シナ合板、針葉樹系合板などがあります。とても使い勝手のよいのはラワン合板かシナ合板であると思います。
合板の厚みは、2.5mmから始まり、4mm、5.5mm、9mm、12mm・・・とあり24mmのものまで幅広くあります。
強めの強度が必要な部分では18mm厚のものがよく使用されています。それ以下の例えば12mm厚のものは、引出しなどを作る部分や小物によく使用されています。
合板は薄い板材を木目が交互になるように貼り合わせものです。合計は奇数枚でプライ数といっています。同じ厚みの合板であってもプライ数が違うこともあり、18mmの合板は7ないし9プライのものがあります。プライ数の大きい物のほうが強度などの性能がよくなっていきますが、値段はあがります。
日曜大工入門