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「作り方」を考える、道具を選ぶ
作成した設計図から作り方を考えていきます。作成した設計図の内容・詳細を再度確認していって下さい。
材料の竪目と横目の方向を確認しながら、強度的に問題のなさそうな向きを決めていきます。ビスを打つ方向と数を決めていくなど組立の順序を検討していきます。
作成した設計図が間違っていたりするとスムーズに制作が進んでいきません。また仕上がりでの影響も出てきます。再度必ず作成前にチェックしなければなりません。
材料の竪目と横目の方向については、特に天然木の1枚板などには、木の芯材や元である幹側と末端部である先側、板目、辺材など使い方によって様々な材木の製材が異なってきます。
材質を決めていく時にも注意していきましょう。材料の竪目と横目の方向によって出来上がった製品の強度等が変わってくることもあります。注意しなければならないポイントの1つです。
材料をカット・切断していく前に、道具・工具を揃えていきます。これから制作する物に合わせて準備していきます。作り方を考えている時に、必要と思われる工具が思い浮かんできた方もいるかと思います。
まずは、自分の家にある道具・工具を並べてみましょう。必要な道具・工具がすべてあるかチェックをしていきます。道具・工具は作る物の出来映えを左右していきます。
見栄えの良い綺麗な加工面や、切断面であれば見栄え、出来映えはよくなってきます。また、手作業でじっくり時間を掛けて作っていく方法と、電動のものを併用して作っていく方法があります。
より良いものにしていく為には、今自分の家にあった道具・工具の他にも多少の投資をして、予算も考えてになりますが、揃えていかれると制作時に役立つかと思います。
一通り揃えたい道具・工具として、のこぎり、メジャー、スケール、差し金、組立ドライバー、クランプ、ルーター、紙ヤスリ、金属ヤスリ、ノミ、カンナ、ハンマー、かなづち、ノギス、鉛筆、電動工具として、電動ドリル、電動丸ノコ、電動カンナなどが挙げられます。
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